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鑑別に到着 | 少年院生活体験談

少年院生活体験談

鑑別に到着

鑑別所がなんなのかよくわからない17歳の終わり頃でした。

鑑別に到着し、「一か月もこんなとこで生活すんのか?」と我慢強さのなかったあの頃は苦痛でした。

まず入る手続き?かなんかで私服を脱がなきゃいけなくて全裸になります。

そしたら性格の悪そうなおっさんが近寄ってきて、自分と隣にいたやつに「お前らは人間のクズだよな~」って。
コノヤロウと思ったが何したって自分が不利になるだけだから我慢して黙っておっさんの文句を聞いていた。
「おいコラクソガキ返事しろや!」「ここがどこだかわかってんのか!」「お前らが外でどんだけだか知らんがここでは一切通用しないぞ」「わかったら返事しろや!」など言ってきて声が小さければでかい声出すまで終わらない。全裸のままで。

そして、おっさんは隣のやつが手でちんこ隠してるのを見て馬鹿にしたような顔で、「手どけろや笑」「なんだお前包茎かよ笑」「剥けや」とか言ってた笑
あれはちょっとひどいんじゃねーの?って思いましたね。

鑑別のご飯はおいしく部屋では雑談は普通に可能。

教官が来たときだけ静かにすれば何にも言われませんでしたね。

部屋替えが何回かあるのでいろんな人間と知り合いになったり情報交換や、貼り絵、運動、本とかで暇をしのいでいました。

鑑別は彼女は面会不可、手紙可能でした。
手紙は楽しみでした。

親や姉は面会にきてくれました。

面会に来てくれた時、涙が出てきてしまい、嬉しかったのを覚えています。

そんな気持ちからか、出たら真面目になろうかな?と少しだけ思う気持ちもありました。
そして彼女や親との手紙のやり取りの中、でたら暴走族をやめ真面目に働こうと思うように変化して行きました。

約4週間の生活後審判の日がきます。

自分は当時暴走族をやっていて、入っていた暴走族の先輩が他チームの人間殺したことがあったのが近いため自分も暴走族だったため結果悪いほうに転がり、
軽い傷害でも少年院送致と審判で言われました。
大きな原因は家庭環境でした。
鑑別で出ても更生できる家庭環境ではないと判断されたことが少年院送致の大きな理由でした。
成人と違い、少年の場合家庭環境が大きく左右するんです。
親の態度も見られます。
子供を本気で更生させる意志はあるのか?など。

俺はあの当時は少年院送致中等短期(約6ヵ月)と言い渡され頭が真っ白になりました。
俺は生れて初めてまともになろうと思ったのに、なんで少年院なんだよ…と。
だんだんムカついてきて、決定後不服申し立てをしました。
結果はかなり後から出ましたが当然棄却でした。

世の中何もわかってねー
大人はクソくらえだ
俺の初めて変わろうと思った気持もわかんねーのか?
とあの頃はやりきれない感情でした。

少年院に移るまで1週間鑑別で過ごします。

当時、未来なんかいらないと思っていたので頭に思い浮かぶことは逃走して自由を手にすることでした。
捕まった時も彼女とケンカしたままだったし、少年院送致に納得もいかずふざけんなこのやろう、と思っていました。
そして心の中で決心しました。
必ず逃げてやると…
見る目の無い大人はどうでもいいと思うようになり、大人への恨みがますます強くなりました。

審判後、面接官と話すのが数回あるんですが、あれで人間性見てどこの少年院に送るか決定すると思うんですが
自分の面接官は50歳くらいの女性でした。

自分の中ではもう逃げることしか頭にないので「出たら真面目になります。」など平気で嘘の気持ちを言っていました。
すると面接官が「君は根っから悪くないから変われる」と言ってきました。
どこの少年院に行くかは言えないし、決まってないけど良い所に送ってあげたいけどそこは塀もないし、
鉄格子が集団寮にはないいいところなのよ。と言われ「そこなら逃げれる!」と思い俺は俺は本気で変わりたいと思っています。早く外にでて働いて真面目に生活したいと逃げるために平気で嘘を言いました。
あの時は裏切ってしまい、本当にすみませんでした。

少年院は塀がないところもあります。
鉄格子が個室以外無い場合は聞いた話では日本で一か所だけみたいです。
少年院生が規則を破ることが多くなれば当然、塀を建てなくてはいけなくなったりもしますが、無いってことは数字上優秀な少年院ということになります。

少年院に行く前に逃げられないかと考えました。
鑑別は塀もあるし、鉄格子もすべての窓にあるので無理でした。
あの頃俺は馬鹿だったので部屋の畳をはがすと、木の板が出てきて、その板を壊せば屋根裏に入れて逃げられると思っていました。
木の板を削るために歯ブラシを折って、折った部分で削ろうと用意しました。
廊下をたまに通る職員の目を盗んで畳を上げました。
すると発泡スチロールが出てきてそれをどかすとコンクリートでした。

あの頃はほんと馬鹿ですね~

折った歯ブラシは見つかるとまずいし脱走に気がつかれたら送られる少年院も変更になってしまうかもしれないと思ったので
自分から「すいません。イライラして歯ブラシ折ってしまいました。すみません」と言っておきました。
気がつかれることはありませんでした。

そして少年院から先生が電車で鑑別まで迎えにきました。
2人で。

手錠をかけられ、手錠にはひもがついていて電車で移動です。
周りは一般人なのでみんな変な目で見ていましたね。

少年院は坊主なので、坊主になる前に逃げなくてはと思いましたが無理でした。
多分逃げてもすぐ捕まったでしょうね。
途中でいろいろ逃げるチャンスをうかがっていましたが結局○○県の少年院に到着しました。


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